患者数は1200万人!aga治療を試してみよう!

毛髪29

薄毛に悩む男性は少なくなく、毛量を気にする男性は一定数存在します。

見た目を印象付ける大きな要素のため、可能ならば改善したいと考える人も多くいます。そこで今回は、agaの患者数や皆さんが日常的に行っている薄毛対策、そしてクリニックでの治療法について紹介します。

agaを根本的に改善する場合はクリニックでの治療が特に重要となりますので、しっかり確認しましょう。

agaとは?

薄毛の原因は、主に3つあります。頭皮を不衛生にする、ホルモンバランスや血流の乱れによる頭皮の血行不足、そしてagaです。agaは、男性型脱毛症とも呼ばれています。精巣で作られる男性ホルモンであるテストステロンと頭皮にある5αリダクターゼという酵素が結合して、ジヒドロテストステロンという物質が作られます。

このジヒドロテストステロンが毛乳頭で感知されると毛髪の成長が終わったと見なされ、毛根への栄養補給が止まって髪の毛が抜け落ちてしまいます。

agaの患者数は?

日本中で薄毛や抜け毛に悩んでいる男性のうち、約90%がagaだと言われています。

数にして約1200万人の患者が存在しますが、その中でagaの治療を受けているのはおよそ650万人とのことです。

つまり、日本人男性の5人に1人はagaを発症しているのに、悩んでいても治療をしていない人がその半数はいるということです。以前は薄毛治療のために受診するのを恥ずかしいと感じ、なかなか受診出来ない人が多くいました。

しかし、テレビCMなどでaga治療について周知されるようになったり、内科や皮膚科や薄毛治療を専門とするクリニックなど多くの場所で治療ができるようになったことから、今後は治療を受ける人も増加するのではないかと考えられています。

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みんなが行っている薄毛対策は?

20代男性が行っている薄毛対策で最も多いのは、シャンプーやトリートメントで頭皮や髪の毛を清潔に保つことです。次に多いのは、市販の育毛剤で髪の成長を促すことです。しかし、これらの方法は今ある頭皮や毛髪の状態を良くするためのものであり、agaを改善する効果は無いでしょう。

どちらかというと、薄毛を予防するといった目的になります。30代男性が最も行っている対策は、育毛エッセンスです。また、湯船につかるように心がけている人も増えていますが、薄毛が進行してより効果を上げたいと考えているものの、やはり直接の対策にはなっていないようです。

40代から50代になると今までに出てきた対策以外にも、市販薬や漢方を取り入れる人が増えてきます。ドラッグストアでミノキシジルが配合されている医薬品を購入する人などが増えるためでしょう。このミノキシジルという成分は、血管を拡張させる作用があります。

頭皮に塗ることで発毛を促す効果がありますが、agaの進行を抑えることは出来ないので、発毛のスピードよりもagaの進行が速いと薄毛の改善にはならないでしょう。

クリニックで行えるaga治療とは?

agaの仕組みは、男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合してジヒドロテストステロンに変わります。すると、毛髪の成長を止める信号を送られて、髪の毛が抜け落ちるという流れです。髪の毛の成長にはサイクルがあり、休止期と成長期と退行期を繰り返します。

このうち成長期は2年から6年もあり、この間に髪の毛が太くなったり長くなったりします。しかし、agaになってしまうと成長期が数か月から1年程度になってしまい、毛髪の成長が終わる前に毛が抜けて薄毛になってしまうのです。

そのため、薄毛を改善するにはジヒドロテストステロンが発生しないようにして、ヘアサイクルを正常にすることが必要です。agaの治療を行っているクリニックでは、ジヒドロテストステロンを発生しないようにしてagaの改善を促します。

治療の際は、フィナステリド(日本名:プロペシア)というという薬が処方されます。フィナステリドには、ジヒドロテストステロンが発生する原因となるテストステロンと5α-リダクターゼの結合を抑える効果があります。

そして、このテストステロンと5αリダクターゼの結合の効果が認められているのは、フィナステリドの服用だけです。しかし、フィナステリドはageが進行するのを遅らせる役割なので、今の毛量を維持することは出来るかもしれませんが、発毛の効果はありません。

そこで用いられるのが、ミノキシジルという成分です。ミノキシジルによって血管拡張を促し、毛髪の発育に必要な栄養を毛乳頭まで行き渡るようにして発毛を目指します。よってagaの治療には、フィナステリドとミノキシジルを併せて使うことでより効果があるのです。

フィナステリド服用の際の注意点

フィナステリドを服用する際の注意点として、女性の服用禁止がまず挙げらえます。フィナステリドを服用することによって、女性の体内で男性ホルモンの分泌に影響し、そこから女性ホルモンにも影響を与える可能性があります。

その結果、女性ホルモンのバランスが崩れて心身の調子が悪くなる可能性があるため、女性の服用は禁止されています。特に妊娠を希望している女性や妊娠中の人は、フィナステリドに触れることすら出来ません。また、胎児に影響する可能性もあり、特に胎児が男の子だと生殖器の形成に影響を与える場合があります。

ただし、プロペシアを服用している男性の精液に成分が残る量は、投与した量の0.00076%以下と言われているので、ほぼ影響は無いと言っていいでしょう。

そのため、プロペシアを服用している男性は薬の管理を徹底し、妊娠を望んでいたりや妊娠中の女性が手を触れないようにすることが必須です。それでもどうしても気になるのであれば、妊娠前からプロペシアの服用を中止するのが良いでしょう。

一旦服用を中止すると約1か月で体内から成分が消えるので、子作りをする1か月以上前から服用をストップしましょう。

他にも、フィナステリドの服用によってポストフィナステリド症候群になる可能性があります。これは、ホルモンバランスに影響することで胸が膨らんだり体の毛が薄くなるなどの女性化や、性欲や活力の低下、男性機能の低下などが主な症状として挙げられます。

また、内服薬であるため肝臓の弱い人は肝機能が低下する可能性もあります。フィナステリドの服用によって副作用が出た場合は、服用を中止すると副作用も治まることが一般的です。ただし、ポストフィナステリド症候群は服用を止めても副作用が治まらなかったり、フィナステリドの服用を再開していないのに一旦治まっていた副作用が再発する場合があります。

そのため、フィナステリドを服用する場合は医師とよく相談をし、副作用の可能性についてもしっかりと説明を受けた上で処方してもらうことが重要です。

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