自己対策は無駄?aga治療のススメ

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髪のことが心配になりだしてから、自宅で薄毛対策を行うようになったという人は多いですよね。男性にとっても髪は大切で、ふさふさのボリュームを維持し続けたいものです。ただ、自宅での薄毛対策は無駄かもしれません。

今はaga治療を行うのが主流で、薄毛は病院で治す時代です。自力での対策は効果がないのか、病院へ行けば改善はできるのか、薄毛問題の今に迫ってみましょう。


自宅での薄毛対策は効果なし?

薄毛が気になった際、恐らく多くの人が使用するであろうアイテムが、育毛剤ではないでしょうか。それでは心もとないということもあって、さらに育毛シャンプーや育毛サプリなども使い出すという人もいるかもしれません。

もっとやっている人ですと、頭皮マッサージや育毛ブラシなどに取り組んだり、育毛に良いとされるツボ押しなども実践していたりすることでしょう。これらは自宅で気軽に行うことができ、薄毛対策の初心者にも最適ですが、ただ肝心の効果が出たという人はあまり多くないはずです。

せいぜい髪が太くなった、抜け毛が減ったなどの変化に留まり、かつてのボリュームを取り戻せたという人は殆どいないのが実状です。そんなに簡単に回復ができるのなら、世の中に薄毛で悩む人は減るはずですし、病院で治療を受ける必要性も感じませんよね。

ところが実際は、わざわざ病院に行ってまで、そして高い費用を掛けてまで治療を受ける人もいるほどで、薄毛の改善に失敗をしている人が多い現状を、そこから窺い知ることができるのです。

なぜ自宅では回復が難しい?

自宅での対策では効果が薄い理由、それは薄毛の原因が非常に強力な存在だからです。そもそも男性が薄毛になるパターンとして多いのが、agaが原因の場合とされており、実に3~5人に1人はagaが原因の薄毛患者と言われています。

従って、薄毛になった場合にまず疑うべき症状で、改善のためにはagaを踏まえた対策を講じていかなければいけないのです。しかしながら、このagaという脱毛症は一筋縄にはいかない存在。強力に脱毛を促進させる症状のため、並大抵の対策を講じただけでは改善させることができません。

いかに優れた育毛剤だろうと、その効果をしのぐほどの脱毛の進行作用を持つため、改善にはいたらないケースが多いのです。

agaとは一体なに?

では、agaとは一体何なのかということですが、これは男性ホルモンが大きく関係する脱毛症とされています。男性ホルモン自体は性別上、豊富に備えているものであって、人体に欠かすことができない存在です。しかしながら、男性ホルモンが悪玉に変換をされると事情が違ってきます。

変換のプロセスには5αリダクターゼという還元酵素が大きく関係しています。男性ホルモンのテストステロンと還元酵素が結合すると、DHT(ジヒドロテストステロン)という物質を生み出すのですが、これがagaの根幹となる悪玉の男性ホルモンです。

髪の成長を支える毛母細胞を攻撃する作用があり、発毛力を著しく低下させます。本来、長く発毛を行うはずの毛根が短期間で寿命を迎え、次第に地肌が透けて見えるようになってしまうのです。

育毛剤などが効かない理由

agaの原因にはDHTという、悪玉男性ホルモンの存在があるとお伝えしましたが、育毛剤などが効かない理由は、正にそこにあります。多くの育毛剤は血行促進や頭皮の殺菌、栄養補給などの効果を備えているのですが、agaに対してこれらの効果は優れた効果を発揮するものではありません。

なぜなら、agaを改善するにはDHTの産生を抑制する必要があるにも関わらず、育毛剤をはじめとした多くの育毛アイテムは、肝心のその作用を持ち合わせていないからです。主たる原因を放置したままでは、いくら血行促進などをしようとも発毛を促すことはできません。

ことDHTに関しては非常に強力な脱毛作用を持っていますので、野放し状態では育毛効果が薄くなるのは、言わば当然とも言えますよね。結果、育毛剤などで対策をしても改善をさせるのは困難で、成功実績が著しく少ないという現状があるのです。

aga治療なら改善ができる可能性が高い

改善を真に求めるのなら、自宅での対策よりも病院でのaga治療がおすすめと言えます。病院では専門の治療薬を用いて対策を行いますが、れっきとした治療薬なだけあって優れた効果に期待ができます。効果があると臨床試験でも認められた薬ゆえに、自力対策とはわけが違っているのです。

agaに対しても一定の作用が確認され、回復ができた症例も沢山ありますし、かつてのふさふさのボリュームを取り戻せたという人も大勢います。

治療薬に優れた効果があるのは、ダイレクトにagaの原因にアプローチできるのが大きな理由でしょう。DHTは男性ホルモンと還元酵素が結合して誕生しますが、治療薬には還元酵素を阻害する働きがありますので、男性ホルモンとの結合を効果的に邪魔してくれます。

つまり、薄毛を引き起こしているDHTの産生が抑制され、それまで起こっていた毛母細胞への攻撃にストップを掛けられるのです。こうした作用が育毛剤などでは難しく、ゆえに薄毛を改善させにくい面があったところ、治療薬はいとも容易く有用な作用を発揮してくれます。

なお、こうした作用を持つのは主に内服薬であり、治療のメインの薬として用いられています。一方、外用薬も治療の一環として処方をされることもあるのですが、併せて使うことで改善効果を早めることが可能です。内服薬は還元酵素を阻害する働きしかありませんので、厳密には発毛を促進することはできないところ、発毛作用を持つ外用薬を併用することでスムーズに髪を生やすことができると言われています。

例外的に自宅で回復を目指す方法も

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病院で専門治療を受けるのが、agaを改善するためのスムーズなプロセスです。適切な治療を行うことで強力な脱毛症だろうと回復ができる可能性があります。ただ、病院への治療は抵抗があるという人も少なくないですよね。

恥ずかしさがあるなどして相談に行きにくいという人もいることでしょう。そのような場合、自宅での対策を視野に入れてみるのも良いかもしれません。aga治療で処方をしてもらえる薬は、個人輸入で買うこともできます。

海外通販の場合は自己責任となるものの、自分で治療薬を入手して対策するケースも少なくないのです。この場合は自宅でも、病院の治療と同等程度の対策を行うことができ、効果的に発毛を目指せます。無暗に処方薬を個人で手に入れるのは注意も必要ではあるものの、こうした方法もあるということを頭の片隅に入れておくのも良いかもしれません。

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